関西出発、バラハス空港で現地Simカードの調達

公開日: 2017年10月16日

サラマンカ大学へ行く旅程としては、

関西空港 → フィンランドのヘルシンキ空港で乗り換え → マドリッドのバラハス空港に到着 → 長距離バスでサラマンカに到着という流れになりました。

関空出発前からトラブル続出で大あせり

出発日早々から色々あり、ドタバタでした。

送迎してくれるはずだった友人が起きていない。

自宅から関西空港まで友人の車で送ってもらう予定だったのですが、当日起きてから連絡しても一向に連絡がつかない。仕方ないので友人宅までバスで向かったのですが、部屋の番号がわからずどうしようもない状況に。その子の部屋番号を知っていそうな人に片っ端から連絡したのですが、朝6時。半分も連絡がつかない上に、友人宅まで来てしまったせいで電車で行くにしても確実に飛行機の離陸時間に間に合わない。

最終的に僕の友人の友人ぐらいまで連絡してもらって部屋番号を聞き出し、ピンポン連打。

幸い、下道で行く予定の時間を計画していたので、高速道路でギリギリ間に合いそうな感じ。なんとか間に合いました。送ってもらっている手前、文句は言えません。笑

引率してくれはずだった教授のパスポート切れ。

今回、初めての長距離移動だったので、先方の研究室への挨拶も兼ねて教授が引率で来てくれることになっていました。

空港での、教授との待ち合わせに遅れてしまい、謝ろうと思っていたら

ごめん、パスポート切れていたわ。

あれーー。これは予想外でした。結局、どうすることもできないので自分だけで行くことに。

不安、すごく不安 (この不安は完全に杞憂でした。人間なんとかなります^^)

なにはともあれ、ひとりでヨーロッパに行くことになりました。まあ逆に考えると、気楽でいいのかもしれないですしね。

関西空港を出発からバラハス空港に到着

旅日記のようなことを書いているくせに、写真を全く撮っていません。帰りこそは写真撮りまくります。笑

この出発日のつい二日前までタイにいたため、入出国の手続きに関してはなに一つ戸惑うことなく完了し、搭乗し出発。

実は、タイに出発する前に空港でバカみたいにお酒を飲んでから飛行機に乗ったのですが、離陸の際、悪天候でなかなか着陸することができずに、飛行機が昇ったり、降ったりとすごい上下運動。めちゃくちゃ気持ち悪くなり、吐きかけました。喉元まで吐き気がこみ上げて来て、お酒を飲んだことを超後悔しました。

どうも、飛行機の揺れの問題だけでなく、飛行中は、低気圧低酸素でアルコールのまわりが早くなるのもあるのですね。今回はこの教訓を生かして、機内でのワイン一杯に抑えました。

 

日本からヨーロッパ方面に向かうと、日本の方が早く時計が進んでいるので、時間を逆行しながらの旅になります。

約10時間のフライトでようやく乗り換え地点のヘルシンキ空港に到着。予定時刻よりも30分ぐらい早く着きました。11時に出発して10時間もかかったのに現地時刻は15時なので変な感じでした。

ヘルシンキでの乗り換えは、迷うことがないぐらいシンプルでした。降機してから一本道をまっすぐ他の人について行くと大きな電光掲示板がありますので、次の搭乗予定時間と行き先を確認すれば、どこに行けばいいかわかりました。

初めてのヨーロッパで色々違いはあったのですが、トイレの洗面台のセンサーの位置に驚きました。日本だと、手を洗面台に入れるとセンサーが作動して水が出てくれると思うのですが、同じ要領で手を入れても水が出ない。

何故なのかなってよく見るとセンサーの位置がわざわざ手をかざしに行かないとダメなんですよね。説明が難しいんですけど、なんか一手間必要で。笑

海外行くと日本のユーザビリティに驚かされます。日本すごい。

ヘルシンキから4時間半ほどでスペインの首都マドリッドのアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港に到着。通称、バラハス空港。最近までずっとバハラス空港って言ってました。笑

ターミナルが1−4まであり、到着した場所は比較的新しく出来たターミナル4でした。綺麗ではありましたけど、空港の割には閑散としていました。

バラハス空港で現地Simカードの調達

到着してからすぐに現地でSimカードを購入する予定だったのですが、どうもそのようなお店が見当たりませんでした。イメージとしては、関西空港のように空港内であればキャリア会社もたくさんあるし、英語も通じるだろうと思っていたのですが、本当にありません。

他のターミナルには言っていないので、あくまでターミナル4のみになりますが、どうやらSimカードを販売している会社は1社のみのようでした。

スペインでいう3大キャリアは、Vodafone, Movistar, Orangeになるのですが、そこで見つけた会社は「Lebera」。この1社しかありませんでした。

ターミナル4から出口側を向くと青いテナントがあるのでわかると思います。どうやらプリペイドSimで有名な会社で至る所で売っているようです。

3大キャリアのプリペイドSimを購入したかったのですが、無いので仕方なくここで購入。

先に言っておきますが、バラハス空港ターミナル4のLeberaのSimカードは他のキャリアと比較してもかなり高いです。

Vodafone 2GB + 50min通話 15ユーロ
Lebara 1GB 20ユーロ

後日購入したVodafoneと比較しても圧倒的。何故かわからないですけど、Leberaのすべてのプランが5ユーロ値上がりしていました。カタログに手書きで訂正していました。

しかも、購入場所は違う場所にあるというよくわからない仕様。

スタッフは一応英語が喋れるようでした。が、Simカードの販売のみをやっているなので、

「シムカード、プリーズ」

と言ったらカタログを見せてくれると思います。自分にあったプランを購入する旨を伝えると

手書きのSimパッケージを渡されるので、これを徒歩1分ぐらいの「THE MARCKET」というコンビニのようなお店のスタッフに手渡すと、そこで支払いができます。現金でもカードでも大丈夫です。

支払いを終えたらもう一度スタッフの元に戻り、渡すと設定までしてくれました。携帯の言語設定は最低でも英語に変更しておきましょう。特にiPhone以外のスマホはものによって違うから難しいんだよ〜〜〜ってスタッフのお兄さんが言ってました。

その場で、しっかりキャリア回線に繋がるか確認できれば、グラシアスと言って空港を去りましょう。

夜も遅いので、バハラス空港からホテルへ

バハラス空港からよく使われる移動方法はメトロ(地下鉄)または、タクシーを使うのが一般的でしょう。

今回はタクシーを使いました。メトロの路線もよく見ると日本とほぼほぼ同じようなものなので、日本人であれば初めてでも乗れるかもしれませんが、不安だったのでタクシーを選びました。

タクシーは空港から外に出るとたくさん並んでいるのですぐにわかると思います。

料金は一定距離までは20€、そこから距離によって料金が伸びていくようです。遠くに行けばいくほどお得になっています。スーツケースの荷物料金などもあるのかと思ったのですが、メーターの金額のみでした。

 

メトロ(地下鉄)の料金が空港発の特別料金+3€を合わせても6€行かないので、料金を考えるのであればこちらの方がお得です。

メトロであれば、8号線の最終駅なので、どちら方面に行くかは迷わずにすむと思います。路線図の見方は本当に日本と同じです。

少し複雑に見えるかもしれないですが、色ごとに線が別れており、それぞれのラインが交わる白い点の駅で降りると乗り換えまたは出口の案内があります。色ごとに分かれているので日本より見やすいと思ったのは僕だけでしょうか。

ホテルは地下鉄バラハス駅の付近でした。地下鉄使うべきでした。思ってた以上に近かった。

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