サラマンカ留学に来る前にしておくべきだったこと

公開日: 2017年11月21日
最終更新日: 2017年11月22日

現在、スペインのサラマンカに留学に来ているわけですが、留学に来る前にしておけばよかった・用意しておくべきだった事が何点かあります。

おそらく、僕の後輩も来年サラマンカに留学に来ることがあると思うので、メモがてら残しておこうと思います。別にサラマンカじゃなくても海外留学だったら当てはまるかも。

サラマンカ留学前に準備しておくべきこと

とりあえず思い当たったタイミングで書き足していこうと思います。

これは準備しておけばよかった!
  • クレジットカードの上限をあげておく。または、複数枚作っておく。
  • クレジットカードの海外キャッシングサービスに入っておく
  • 電話番号お預かりサービスを利用する。
  • 現地語の最低限の言葉(最低限でいい)を覚えておく。
  • 日本の食べ物を持っていく。

パッと思い浮かぶのが、こんなもの。

クレジットカードの上限をあげておく、複数枚カードを作っておく

これが一番後悔しています。海外に頻繁にいく人だったら常識なんですけど、学生でそこまで経験ある人は少ないはず。

クレジットカードの利用限度額は、引き落としが終わり次第回復します。毎月利用限度額を使えるわけではありませんので、利用限度額はあげれるだけあげておくに越したことはありません。

僕は、利用限度額10万円のカード一枚で渡航して来ました。結果、全く足らないため2度引き上げ申請(電話)をしました。10万→20万→40万。結構手間がかかるので、出国する前に利用限度額はあげておくべきです。

周りの友達を見ても、一時的な引き上げだと利用限度額50万円ぐらいまででしたら学生でも審査に通りそうです。恒常的な引き上げはだいたい30万円が目安になりそうです。

海外に行くと、自分が予想していなかった以上に必要な出費が増えたり、買いたいものが出て来たりするので、ぜひ上げておいてください。僕の場合、家賃が想像以上に高かったため40万まで引き上げることにしました。

 

もしくは、カードを2枚、もしくは3枚作っておくべきです。

国内ブランドのJCBでも使える場所は増えて来ているものの、スペインではほとんど使用できませんので、世界ブランドのVisaもしくはMasterCardを2、3枚作っておくと安心できます

クレジットカードを複数枚持つメリットとしては、単純に限度額が2倍になるのと、カードが稀に機械に通らない事があるのでそういったときにもう一枚あると使える可能性があります。

クレジットカードを2、3枚作っておく。世界ブランドのVisa、MasterCard。
クレジットカードの利用限度額は、合わせて40万ほどは用意しておきたい。

 

クレジットカードそんなに使いたくないよ!って人は国際キャッシュカードが非常に便利です。

国際キャッシュカードは海外のATMでも使える銀行キャッシュカードです。日本のキャッシュカードと同じ銀行口座から下ろすためのカードですが、口座に入れている金額を現地通貨として引き出せます。

海外キャッシングと違う点は、現地通貨としてATMから下ろした際に、海外キャッシングはクレジットと同じで数ヶ月後に引き落としになりますが、国際キャッシュはすぐに口座残高に反映されます。そのため、お金の管理は圧倒的にしやすいです

スペインでは、クレジット大国ですので基本的にどこでも(個人のbarは除く)クレジットカードが使えますが、現金メインで生活しておくならクレジットよりも便利です。

利用限度額は個人で設定できるため、実質口座に残高が残って入れば、利用限度を気にする事なく使えるのもメリットですね。

注意しておくことは、クレジットカードとは違い、ショッピングに利用することはできません。Visaデビット対応の国際キャッシュカードであれば、ショッピングでも口座残高から買い物をすることはできますが、あくまでクレジットカードとは違うことに気をつけてください。

クレジットカードの海外キャッシングサービスに入っておく

上の項でも少し触れていますが、現地通貨が現金として必要になる状況もあると思いますので、海外キャッシングサービスに加入している状態か確認しておいてください。

一部のクレジット会社では最初から使える状態になっていますが、基本的に自分で申請する必要があると思います。

海外キャッシングは、ATMからクレジットカードを使って現地通貨を引き出す事ができるサービスです。海外キャッシングにも利用限度額があるので、その点にも注意してください。クレジットカードの利用限度額と海外キャッシングの利用限度額は下の図のような関係です。

スペインに限って言えば、そこまで海外キャッシング枠を上げておく必要性は感じません。実際にサラマンカ留学で必要になる機会と言えば、寮での洗濯機を使う際の2ユーロと、バルでタパスとドリンクを頼む際に使うぐらいです。

それでも現金はどこかしらで使うので、海外キャッシングが使えるかは必ず出国前にチェックしておきましょう

電話番号お預かりサービスでキャリアの通信料をおさえておく

基本的に海外でスマホを使う場合、国際ローミングを使用する人は少なく、Simカードを使用する。もしくはモバイルWi-Fiをレンタルするのが一般的でしょう。

特に1ヶ月以上の留学になる場合は、現地で使えるSimカードを挿入するか、現地で格安携帯を契約するかになります。

Simカードを入れ替えると電話番号自体も変わってしまいますので、日本のキャリアの回線を使う機会は全くありません。日本のキャリア回線を使わないのにパケホのばか高い通信料を払うのは非常にもったいないです。

 

それぞれのキャリア会社は電話番号お預かりサービスを提供しています。このサービスは、キャリアを解約することなく、電話番号・メールアドレスを保管してもらう事ができます。

金額は各キャリアごとに違いますが、Softbankでいうと、事務手数料3000円と月額390円で預かってもらえます。他のキャリアの事務手数料はもう少し安いです。通信料のデータ定額プランがだいたい5,000円を超えることを考えると、保管してもらうとだいぶ安くなりますね。

解約すると、再契約時に電話番号・メールアドレスが変わるので、そういった点でも便利ですね。

ただし、デメリットもあるので注意が必要

  • 次回の契約更新月が休止解除後から2年後になる。
  • iPhoneの保険「apple care+」から外れてしまう。

半年以上の長期滞在であれば、迷うことなく預かってもらってもいいかもしれませんが、2・3ヶ月だと迷うところですね。特にiPhoneユーザーは考えところです。

僕は、こういうサービス自体知らなかったので保管していませんが、出国前に知っていたら預かっていたと思います。

現地語の最低限の言葉を覚えておこう

これは、留学の目的次第なのですが、言語習得を目的にした留学であれば普通に第2第3言語として勉強しているので問題ないとは思います。が、僕のように語学を目的としない留学の場合、少しは現地の言葉を勉強しておくといいかもしれません。

といっても、僕の持論は言語なんてコミュニケーションの1つのツールであってコミュニケーションそのものではないと思っています。つまるところ同じ人間、伝えようと思えばなんとかなる。

なのですが、やっぱり郷に従うことは大切なことです。所詮、付け焼き刃で会話ができるはずがないので、一方的な会話文は覚えておきましょう。例えば、挨拶や自分の意見を伝える言葉など。

スペイン語で言えばHola(Helloみたいなもの)やEsto, por favor.(これください)などといったもの。よく「観光で使える〜〜語」などの本から頻繁に使いそうだなと思うものをピックアップして覚えておくといいかもしれません。

といっても、よく使う言葉は勉強する気が無くても、口にしているうちに覚えてくるのでそこまで気負う必要はないです。

日本の食べ物を持っていく

これは無くても全く問題ないですが、1ヶ月経ったぐらいで日本食がすごく恋しくなる時がたまにあります。海外の日本食屋さんは基本的に高い上に、日本と比較すると美味しいものではありません。

そういったときに、インスタント食品を持って来ているととてもありがたい。

かくいう僕は、全く日本から食材を持って来ていませんでしたが、2ヶ月経った頃に日本に帰国する友人からインスタント味噌汁をもらったのですが、お味噌汁の美味しさに感動しました。インスタント味噌汁マジでおすすめです。場所取らないし。

かなりの美食の国である日本に負けず劣らずなほど、スペインの料理は美味しいです。あまり外れの料理はありません。特にスペイン料理は日本人の舌に合うようで美味しいものが食べられないといったことは絶対にありません。

それでも、日本食が恋しくなることは間違い無いでしょう。僕の場合は、SNSでまわってくる飯テロにやられました。

友人は日本の友達から日本の食べ物が送られて来て、すごく喜んでいました。スーツケースに余裕があれば入れておくといいと思います。

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