スペイン最古の大学サラマンカ大学へ留学2017年9月~

公開日: 2017年10月15日

ただいま、スペインに留学中なのですが、自分の日記がてらにスペイン留学の体験記を綴っていこうと思います。ついでに1年ぐらいこのサイトが消滅してたせいで、検索上位からかなり遠のいているので、インデックスの加速に繋がればいいな、なんて思ってなくもないです。

本編、アフィリエイトには全く関係ないです。同じようにスペインのサラマンカに留学する人の役に少しでもなると嬉しいかな。

ちなみに、スペインにきてから1ヶ月半ほど経っているので、最初の方はうろ覚えなところも結構あると思います。

あと、写真あまり撮ってないのすごく後悔しています。

スペインに留学することになった経緯とその過程

正直、経緯に関しては確実に誰も興味ないと思うのでざっくりいきましょう。

いま僕は大学4回生で単位は卒業研究だけだったのですが、研究室の教授から暇なら留学にいけばと言われたのがきっかけでした。まあ、留学生によくある観光したくて〜。って感じですね。

海外留学にあたり、大学側から渡航費の免除、日本学生支援機構からの援助金として月額8万円が支給される旨を聞いて、これは行くしかないと決断しました。

通常、海外留学に行く場合、個人で仲介業者を挟んで受け入れ先の大学と交渉する。また、公開している受け入れ大学と直接交渉する。本校側の教授と受け入れ側の教授間での交渉のどれかによって留学することになると思うのですが、今回の場合は、僕の研究室の教授が全て向こうとの交渉をやってくれました。

そのときは、過去に類を見ないレベルで英語へのモチベーションが爆上がりしていたので、本当はオーストラリアかアメリカに留学したかったのですが、どうも申し込みの期間(本大学への申請期間)が本当に短かったため、スペイン以外の留学先との交渉時間がなく、スペインへの留学に決めました。行きたい留学先があるなら早い事決断しましょうね。

僕が大学3回生の後半に 英語へのモチベーションが爆上がりした経緯

留学する上で、留学する先については本大学側と日本学生支援機構からの縛りは特になかったように思うのですが、今回教授にお願いしていたので、スペインのサラマンカ大学は大学間、教授間でも懇意にしていたようですぐに交渉が終了しました。

そこからは、学校や日本支援機構への書類提出などになりました。大まかな流れは

  1. 留学期間の調整と留学期間の届けの作成
  2. 航空券の見積もり、大学への申請書類の作成(自己PRや志望動機、履歴書みたいな)
  3. 英語での面接(大学の定める基準を測るため)
  4. 採択通知受け取り後、日本学生支援機構への書類作成(履歴書みたいな)
  5. 日本学生支援機構へ自己推薦書の作成(これは僕の成績が不良だったので書く羽目に)
  6. 自己推薦書の採択通知受け取りに併せて、航空券の購入(後ほど学校から返還)
  7. 大学の採用者説明会への出席、海外旅行保険の購入

結局よくわからなかったのが、英語での面接。志望動機や留学先で何をやるかといったことを英語で聞かれて、英語で答えるのですが、いまいちしっかりと問答できているかわからなったのですが、受かりました。

今はまだましなのですが、この時のTOEICの点数は400点^^。

今期間で留学に申請していた学生は全員で7名と聞いたのですが、受かったのは4人だけ。

色々な意味で理系の大学だなと思いました。笑

 

先に述べておきますが、今回の留学は語学研修の留学ではなく、研究メインの留学になります。

サラマンカ大学の一つの研究室にお世話になり、研究を進める予定です。

僕は、全くスペイン語を喋れないですし、スペイン語の語学留学ではありません。

サラマンカ大学ってどんな大学なの?

 現存しているスペイン最古の大学(1218年創立) 。

ヨーロッパの大学は基本的に歴史の深い大学が多いのですが、その中でもかなり古い大学になります。来年で800周年を迎えます。また、ヨーロッパを代表する総合研究大学として有名。

スペインの首都であるマドリッドから北西に鉄道で2時間半ほどの距離に位置しています。

サラマンカ大学の図書館は世界的にかなり有名で雰囲気もすごいです。これまじで。

知識を欲するもの、サラマンカへ行け

誰が言ったか、このような言葉まで残っているほど学問に精通した大学です。

サラマンカの地域自体が一つの学生街のようになっているため、治安は非常にいいと思います。梅田とかのごちゃごちゃしているところよりも安心できる気がします。

もう一つ、「スペイン語の街」と言われるように、サラマンカのスペイン語は訛りも少なく非常に美しく綺麗なことでも有名で語学留学に来ている外国人も多いです。語学留学に来ている訳じゃないんだけど。

 

後日、もう少し掘り下げて一つの記事にしたいと思っています。それほどすごい場所。書ききれなさそう。笑

 

お世話になる研究室は、療に関する研究(患者の心拍数や血圧などの状況がリアルタイムで病院のデータベースなどに送信される)やアプリ開発(映画のポスターを撮影するだけで、その映画の情報がアプリに映し出される)、屋内でのリアルタイムでの位置測定などかなり幅広く研究を行っているそうです。

大まかなサラマンカ留学にかかるであろう費用

費用に関しては、どのように行くか、どのようなことをするかによってかなり左右されると思います。

用途金額備考
海外旅行保険6万円90日間
スペイン寮費20万ほど??月6万~と聞いた
日本の家賃13万月4万ちょっと
日本の通信費1万5千円完全ミス、無駄
生活費10万ほど?(見積もり)行動次第
娯楽費20万ほど?余裕を持って見積もり
日本学生支援機構24万円機構からの援助金
渡航費19万7千円往復、ユース未対象

赤字は後日返還また収支となる部分です。

他にも色々出て来るとは思いますが、留学前に自分で試算したのがこちらのような感じになります。

渡航費は、見積もり時はユース(12歳~24歳)向けをとれていたのですが、実際に購入するのが遅かったため、ユース向けの航空券は取れませんでした。見積もり時は130,000円ほど。こんなに変わるんですね。

フィンエアー航空でヘルシンキでトランジット(乗り換え)の便を購入しました。お金返って来るから何でもいいやー^^

サラマンカ留学において留意しておくべきこと

これは、サラマンカへの留学に限った話ではないのですが、通信費について。

学校への提出書類などに電話番号を記入していたため、日本の電話番号を持っている必要があるからそのまま契約を続けたほうがいいかなと思っていたのですが、今になって考えてみると、Simカードを入れ替えているからそもそも日本の電話番号は機能しないんですよね。。。。

1ヶ月以上海外に行き、Simを入れ替えて現地のキャリアを使う方

日本の3大キャリアでは、電話番号お預かりサービスとうサービスがあり、解約せずに電話番号を預かってもらうことができます。このサービスには月に数百円+事務手数料がかかりますが、その期間パケット放題や基本料などの通信費を支払わずにすみます。

日本のキャリアのSimカードを使わない方はくれぐれも忘れないようにしましょう。

僕はSoftbankを使っているのですが、上の表の通信費15,000円を3ヶ月×390円+3,000円=4,080円に抑えることが出来ていました。非常に勿体無いことをしちゃいました。

あと実際にサラマンカに来て感じることが、観光するたびに交通費がすごいかかります。

勉強だけのために来ている人は必要のないお金かもしれませんが、やっぱりせっかく海外に来ているのだから観光もしたいです。が、サラマンカの位置的な関係でどこに行くにもかなりの交通費になります。

スペインの首都であるマドリッドまではバスで片道3時間ほど往復4,000円弱で行けるのですが、そこから先に足を伸ばすと高い。というよりも高速列車が高い。

初めのうちは、マップで見てても距離感がよくわかっていなかったのですが、ヨーロッパって一つの国それぞれがソコソコの大きさなんですよね。スペインで有名なバルセロナはスペインの北東に位置しており、首都マドリッドからバルセロナまで高速列車renfe(新幹線を想像してください。)で片道3時間、往復22,000円弱かかりました。

この高速列車renfeもなかなか曲者で、予約をとる時期やタイミングによって全然値段が違います

安く行きたいのであれば、かなり早く予約を取るようにしてください。

 

また、留学が終われば、何にいくら使ったのか計算してあげたいと思います。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ