1日目ポルトガル1泊2日の観光旅行エストリルのカジノへ

公開日: 2017年11月09日
最終更新日: 2017年11月12日

せっかく、スペイン、サラマンカまで来ているのでヨーロッパの違う国にも行ってみたい。ということでポルトガルに行くことにしました。初めの目的地は、サラマンカからポルトガルの首都であるリスボンを目指し、エストリルへ行きます。

2017年10月21~22日、1泊2日のたび。

今回のポルトガル旅行の日程

今回の目的は完全にカジノに行くことが目的です。観光としては、あまりポルトガルは魅力には感じませんでしたが、スペインのサラマンカからは他の国に比べかなり近く感じます。また、ポルトガルのエストリルのカジノもヨーロッパでは有名なようです。

 

今回の旅程は、10月21日の深夜1時から国鉄renfeでサラマンカからポルトガルのリスボンに向かい、昼ごろまで観光してから電車で約30分のエストリルに向かいます。エストリルのホテルで泊まり、朝からリスボンに戻り、リスボンのカジノで時間を潰し、21時30分からサラマンカへ同じrenfeに乗って帰る予定です。サラマンカからリスボンまではrenfeで7時間ほどです。

サラマンカ駅からリスボンのEstacao do Oriente駅、そこから普通列車に乗り、Cais do Sodre駅に行き、電車を乗り換えて、Estoril駅に向かいます。

今回は、カジノのついでに観光といった感じ。

 

交通費はサラマンカからリスボンまでのrenfeが往復75.8ユーロ。あとは、電車に乗るので、その代金でだいたいサラマンカからエストリルの往復は12000円ぐらいです。サラマンカからバルセロナと時間的には変わりませんが、交通費は半分ぐらいですみます。安い。

まずは、サラマンカ駅からポルトガルの首都リスボンへ

サラマンカ駅(vialia)から国鉄renfeに乗ってポルトガルへ向かいます。

サラマンカ駅は、vialiaという少し大きな複合施設一体型になっていて、映画館やボーリング場、フィットネスクラブなども入っている駅になっています。

renfeの出発よりもずいぶん早めに着き、深夜11時30分ごろに着。ほとんどのテナントが閉まっていましたが、1店舗だけバルがあいていたので、そこで時間を潰しました。

なんかみたことあるようなものが。。。これハリーポッターの奴だよね(笑)

サラマンカ駅構内の乗り場は至って簡単、建物に入って左に向かうと左手に見えます。マドリッドの駅のように改札などはなく、電光掲示板も小さなものが建物内に1つありました。

出発時間は深夜の1時だったのですが、待てども来ない。駅を間違ったのかと思い、中の電光掲示板を見ると、15分ほどの遅延となっていました。

うーん、結構古そうです。ともあれ、駅はあっていたようで乗り込みます。夜行列車みたいな感じでみんな寝ていました。

僕も頑張って寝ることに。なかなか寝れませんでした。

中々時間になっても着かないと思っていたのですが、スペインとポルトガルは1時間の時差がありました。ポルトガルの時刻で7時20分に到着。renfeを降りると結構綺麗でした。到着駅は、リスボンのEstacao do Oriente オリエンテ駅です。

この路線場所がちょうど2階にあたり、下に降りたのですが、時間のせいか広い割に閑散としてしょぼい駅だなーと思いました。

外に出ると、すぐ海です。あまり綺麗とは言えませんが。

ポルトガルの歴史も感じるサン・ジョルジェ城へ

旅行に行ったらまずは高いところに登るべし

自分の中でモットーになっている旅の名言?。とりあえず高そうなところに行くことにしました。調べて見ると、サン・ジョルジェ城が有名だそう。確かに、ここからでもお城があるのが見えます。とりあえずそこに向かいます。

道中は路線電車の線で網羅されています。曇天模様なのが残念です。

路面電車の線路が車の道路と全く一緒なのにびっくり!路面電車が止まるたびに後ろの後続車も停まります。

これは道中にあった時計台。有名らしいけど、時間も時間で全然人もいないのでスルー。開いてもなさそうでしたしね。

どうやら、観光客、地元の人間どちらも9時を過ぎないと全然外に出てないようです。全然、道中人がいませんでした。

サン・ジョルジェ城に到着しました。お城の中に入るのまでに、門があったのですが、ガードマンが仁王立ちしていてゲートの写真撮れませんでした。サン・ジョルジェ城の営業時間は9時から。30分ほど早く着いたのですが、観光客は僕を除いて1人だけ。9時直前になって、人が増え始めました。

まずは、ゲート横の建物でチケットを買ってから入場します。チケットの価格は確か、8ユーロ。ここでは、学割が使えます。日本の学生証でも大丈夫ですので、掲示しましょう。入場料が5ユーロになります

中は、広場と城跡があります。そこまで広くはないので1時間ほどで周れると思います。一部区画(⑤のあたり)は入れ無くなっていました。

ゲートを入ってすぐに、戦士?が出迎えてくれます。

この広場からは、リスボンの市内が一望できます。これ本当に天気が残念ですけど、中々よかったです。夕方とかも良さそうです。広場には、砲台の跡も残っています。本物かどうかわかりませんけど。

広場の中には放し飼いのクジャクがいました。上の写真では、スペインで中々見ることのなかった猫もいたのでついパシャり。猫と鳥。

多分まだ、子供のクジャクかな。小さいながら羽をパサパサしていました。かわいい。

こちらがお城の跡地。ここで鬼ごっこしたらめちゃくちゃ楽しそう。実を言うと、中世のお城を生で見るのは初めて。思ったよりは小さかったですが、よかったです。

とりあえず満足したので、到着駅のEstacao do Oriente駅に戻ります。

これは戻る途中の広場から見るサン・ジョルジェ城です。天気も徐々に良くなってきています。やったぜ。

途中で薬物の売人に声をかけられる

駅に戻る途中は買い物もしながら、戻っていたのですが、途中でおっちゃんに声をかけられました。

なんか、手にキャンディみたいなものを持ちながら、何か話しかけてくるのですが、こちらスペイン語はおろかポルトガル語なんて全くわかりません。すぐ近くに焼き栗を売っていたので、それの試食かなと思って、食べたらしつこそうだからNo Graciasと言ったのですが、なかなかしつこい。

でも知っている単語、それ以外にないから5回ぐらい連呼すると、どっかに行きました。

後から、ネットを見ていて知ったのですが、ポルトガルでは普通に大麻(マリファナ)などが売られているんですね。観光地とかだと、特に観光客に向けてしつこく声かけしてくるみたいです。

友人の友人から、ポルトガルで売人に着いて行ったら裏路地に連れ込まれて怖かったみたいな話を聞きました。何か困っているから着いて来て欲しいと言っていると思っていたようです。

日本人は特にそういう意味でも狙われやすいのかもしれませんので、注意してくださいね。大麻の良し悪しについては、僕は何も言う資格はないですけど。

オリエンテ駅からカイス・ド・ソドレ駅に向かう

Estacao do Oriente駅に戻ってから、普通列車に乗ります。ここからCais do Sodre駅に行きます。緑色のVd線に乗り、Alameda駅でそのまま赤色のVm線の電車に乗り換えます。日本と同様、駅通路内に標識があるのでどこに行くか迷うことはないでしょう。

Cais do Sodre駅に到着。ここからそのままエストリルに向かいます。エストリルに向かうための電車はこの写真の正面奥になります。ここでは、カードを購入し、それにチャージするような形になります。(たぶん)

左手のみどりの窓口のようなところに行くと、どこまでかと聞かれます。「エストリル」と答えると、往復か否かを聞かれました。とりあえず往復で購入。

このようなカードがもらえます。今後は券売機でチャージできると思います。もしかしたらカードの購入もできたかも。改札での入場はこのカードをタッチするタッチ式でした。

線路が海に沿って走っているため、乗車中は海を眺めながら。乗客は観光客が多そうだと思いました。

30分ほどでEstoril駅に到着。駅を出ればすぐに大西洋が広がっています。

いや、波高すぎっ。この日の風速は確か8km/ ほど体感的には少し風あるなーぐらいだったのですが、海の荒れ模様は凄まじい。

想像していたビーチとは全く違いました。それでもぼちぼち砂浜で寝ている人がいるから、これが普通なのかも知れませんが。この大西洋から新大陸を目指して航海していたことを考えると昔の人らすごいなと思いました。

 

エストリル駅から内地の方へ歩くと、すぐにカジノ・エストリルがあります。

さぁいよいよ目的地のカジノ・エストリルに着きました。

カジノ・エストリルの営業時間は15:00~3:00の年中無休です。ヨーロッパの中でも最大級のカジノ場だそうです。カジノ自体もさることながら、カジノ前に広がる大きな左右対称の庭にも感嘆です。ドレスコードはカジュアルですが、普通の格好でもなんら違和感はありません。

カジノに入る前に中華レストランMandarimでお昼ご飯

カジノ・エストリルに到着したのが、昼2時30分ごろ、とりあえず腹ごしらえすることにしました。カジノエストリルの中には中華レストランがあります。ここは、カジノのオープン前からオープンしていたので、ここでお昼ご飯にしました。

愛都花園大酒家 Estoril Mandarimという中華レストランがありました。普通は予約してはいるのかな。入ってすぐに予約受付専門ぽいスタッフがいました。見た目は少しお高そうな感じです。予約してない旨を感じ取ったスタッフからそこまで待っといて。と言われ、5分ほどで用意できたと案内されました。

テーブルの見た目は少しお上品かつ高そう。周りを見てみると、半分が中国人、半分が西洋人ぐらいの割合です。メニューを見てみると、100ユーロを超える料理もぼちぼち。だいたいが10ユーロ付近です。普通の中華屋さんと比較したら値段は2倍ぐらいかな?サラマンカで中華レストランに行っていないので、ヨーロッパでの相場はわかりませんが。

この日は3人で、合計60ユーロほど。僕は、炒飯と適当な中華ぽい小品を3品シェアして食べたのですが、正直言って、味は微妙でした。炒飯は確実に僕が作ったものの方が美味しいです(笑)

値段の割には全然ダメでした。結構ネットでは評価良かったりするんだけど、僕ら全員の評価は10点中3点ぐらい。接客は、レストランって感じで普通に良かったのですが、味は期待していたよりも…

留学して感じたのが、西洋でアジア食を頼むのは間違いですね。高いし、そこまで美味しくないし。

何はともあれカジノ・エストリル

食べ終わった頃にはちょうど3時過ぎになっていたので、カジノへ入ることにします。カジノの入り口は大きな庭側ではなく、そのサイドになります。

入場で驚いたのが、パスポート確認など一切ありませんでした。スペインのカジノでは、毎回パスポートを掲示して機械でチェックされるのですが、ここでは何もありません。普通に入れます。というか、確認するようなスタッフ・カウンター自体ありませんでした。あとあと、リスボンのカジノにも行ったのですが、どうやらポルトガルではこれが普通なようです。

入って左手に荷物の預かり所があるので、そこで荷物を預けました。

ここのカジノまじでデカイ!!ヒロイ!!

カジノの内部は、2階層に分かれており、1階がスロット、2階がポーカーエリアとテーブルゲームに分かれていました。

まず、スロットの数が今まで行った中のカジノでダントツに多いです。古い機種から新しい機種まで様々。1階は真ん中に円形に広がるバー(ピアノとか置いてました)その奥にスロットエリアが広がっていました。

続いて、2階に上がったのですが、これまた遠い。エスカレーターで上り、テーブルゲームのエリアに行くのに結構距離があります。その間にポーカー(テキサスホールデムかな)ルームがありました。入ったばかりの時は空いてませんでしたが、しばらくするとポーカールームにも人がたくさん。どうやらトーナメントが行われていたようです。

テーブルゲームのエリアは

  • ブラックジャック 3台
  • カジノホールデムポーカー 2台?
  • テキサスホールデムポーカー 4台くらい &トーナメント台
  • バカラ 1台
  • ルーレット 2台
  • シックボー(大小) 1台

記憶の範疇ですので、たぶん誤差はかなりあります。

僕がいつも勝ち逃げさせてもらう機械式のルーレット台は1台しかありませんでした。ここでは、ビデオ式のテーブルゲームも見当たらず、ほとんどがチップでのやり取りになります。

ブラックジャック・ルーレットのミニマムは5ユーロ、バカラは10ユーロからでした。スペインのカジノより少しレートが高い。

そこまで、テーブルゲームのエリアは広くないように感じましたが、如何せん施設自体の土地面積が広いのと、随所随所にある鏡張りのおかげでかなり大きく広いカジノ場に見えます。

どこに行っても中国人は多いですね。特にバカラとシックボー(大小)は本当に中国人ばかり。彼ら勝っても負けてもうるさいからなかなかあの場に入るのは厳しい。どこのカジノも静かで厳かで雰囲気がすごくいいのに、中国人が集まっているところだけ盛り上がりがすごいです。

結局ほとんどルーレットに費やし、+360ユーロでホテルへ。

カジノも終わりホテルへ向かう

昼みると、外観は大したことないなと思っていたのですが、夜は結構雰囲気ありました。綺麗。

ホテルは、ホテル エストリル エデン。エストリル駅から1駅先のホテルへ歩いて行きました。約15分ほどで到着。わざわざ少し値段アップ(と言っても1000円ぐらい)のオーシャンビューの部屋をとったのですが、なかなか良かったです。

夜なので、少しわかりにくいけど、明日のオーシャンビュー見るのが楽しみ。部屋は結構広かったです。一人当たり7000円ぐらい。入るとそこまで豪華ではないけど、フルーツの盛り合わせもありました。チェックインが遅すぎたので、ブドウがちょっとしぼんでた(笑)

ただ、歯ブラシとバスローブがなかったので、そのことをフロントに聞きに言ったのですが、その対応したおっちゃんが最悪。めちゃくちゃふてこい感じで返答してくるから、いらいら。

それを除けば、いいホテルでした。とりあえず就寝。

2日目はこちらから。

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